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丸の内ストリートパーク/エリアマネジメント

#エリアマネジメント、#ワーケーション、#ストリートファニチャー、#公共空間、#大丸有、

ビジネス街でも人が集まる丸の内のエリアマネジメント


日本を代表するビジネス街の1つである「大手町・丸の内・有楽町エリア」、これをそれぞれの頭文字をとって大丸有という。 この大丸有エリアはビジネス街でありながら商業施設や魅力的な店舗が立ち並んでいる。 1988年に「大丸有地区再開発計画推進協議会」が結成され、2002年に「リガーレ(大丸有エリアマネジメント協会)」が誕生。長い時間をかけてハードとソフトの面でまちづくりを行なっている。(Ligare 大丸有エリアマネジメント協会


丸の内ストリートパーク


2020 7/27~9/6の約1ヶ月の期間、コロナ禍においても密集・密閉・密接を避けた街路空間の新たな利活用に向けて、社会実験を行なっている。丸の内仲通りを3つの異なるコンセプトにブロックを分け、街路空間を提案している。(丸の内ストリートパーク(#公共空間 )


Urban Terrace⁺(Block 1)

道路空間を24時間歩行者に開放し、木陰の心地よい空間で近隣店舗の食事やカフェを楽しめる。夜はバルーンライトやキャンドルライトでオフィス街の空間を演出する。


Cozy Green Park(Block 2)

天然芝を車道一面に敷いた、公園が出現する。芝生と杉の木で作ったソーシャルディスタンスベンチや、台風の影響で倒れた長野県野尻湖宇賀神社の神木を活用したテーブルや丸太ベンチを設置している。


Open Air Office(Block 3)

屋外Office空間として、フリーWi-Fiや電源設備を整えた空間を開放している。ドームテントやパラソル、屋外冷房も設置している。



社会実験のその先

今回の社会実験では以下のような分析や検証を行なっている。

①街区ごとの利用状況の検証

来街者の満足度やニーズをブロックごとにアンケート調査

②隣接店舗の屋外客席利用

店舗内の「密」回避の取り組みとして、沿道への客席拡大を一部店舗にて実施

③人の行動分析

夏の仲通り来街者の歩行速度や軌跡、滞留状況をセンサー等を用いて実測

④安全性を保つ場の運営

アフターコロナ、withコロナの新しい生活スタイルに合わせ、継続的に安全で快適な空間を維持出来たかを検証

⑤温熱環境の計測

天然芝やドライ型ミストを設置した空間に、どの程度酷暑環境改善効果があるかを検証


この社会実験を通して、さらに豊かなオフィスエリアが楽しみである。



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